激ヤセできると話題の糖尿病治療薬「マンジャロ」、SNSでは死亡例もあるとの噂が…専門医は「非常に危険で、拒食症を引き起こしてしまうこともある」と指摘
Xなどの美容情報を発信するアカウントの間では、最近「マンジャロ」というワードが流行している。これは2型糖尿病の治療薬として用いられている皮下注射薬の名だ。体重減少効果などがあるということで、このマンジャロを“ヤセ薬”として用いる女性が、後を絶たないという。こうした行為に危険性はないのだろうか? あおき内科さいたま糖尿病クリニックの青木厚院長に話を聞いた。
なぜ糖尿病治療薬がヤセ薬として流行?
そもそもマンジャロとは具体的にどういった薬なのだろうか。
「マンジャロは『2型糖尿病治療』のための薬で、インスリンの分泌を促進し、食欲を抑制することで、血糖値のコントロールを助け、体調管理をサポートしてくれます。
体重減少効果のほかに、腎臓や心臓などの臓器を保護する作用があり、糖尿病の合併症を防ぐ効果があります」(青木医師、以下同)
マンジャロ(写真/Shutterstock)
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青木医師によると、医療業界では数年前から糖尿病治療薬として使われ始めたというマンジャロだが、最近ではなぜ“ヤセ薬”として流行しているのか。