頭こりは頭皮マッサージでは解消しない

頭こりを予防するには、なるべく同じ姿勢を長くとり続けず、肩や背中を動かして、筋肉を緊張状態からリラックスさせるようにしましょう。

また、頭こりの解消に頭皮マッサージやヘッドスパが挙げられますが、実は頭こりを改善するまでには至りません。
頭皮マッサージやヘッドスパは頭皮に刺激を与えて血行が良くなるなどのメリットはありますが、その下にある筋膜や骨膜まで届かない場合があります。

頭こりをほぐすためにはただ頭皮を動かすだけではなく、もう少し圧をかけて行う必要があります。

頭皮を動かすというより、頭蓋骨まで手を押し当てるように骨をマッサージするのがポイントです。特にこりやすい、側頭部と後頭部は念入りに行いましょう。
ここでは簡単なマッサージ法を紹介します。

●側頭部のマッサージ
マッサージしている姿勢を安定させるために、机や台にひじをついて、耳の上に親指を当てて、グッと押しつぶすように押してみてください。
そうすると痛みがある部分が見つかると思うので、その部分を横方向縦方向にそれぞれ30秒ほぐした後、斜め上の方に15秒ほどストレッチをかけていきます。

指を当てて痛い人はこぶしを作り、指の第一関節を曲げたところを耳の上に当てて、圧をかけて前述と同じようにほぐしましょう。側頭筋がほぐれます。

スマホ、PC、テレワークが誘発! 眼精疲労や顔のたるみ、自律神経不調にも。肩こりよりも厄介な「頭こり」は大丈夫?_3
頭皮が動かにくい斜め上の方にほぐしてストレッチをするのがポイント

●後頭部のマッサージ
側頭部のマッサージ同様に机や台にひじをついて、姿勢を安定させます。
こぶしを作って、指の第一関節を曲げたところを後頭部にあてて、頭蓋骨を押すように横方向、縦方向に30秒ほぐしましょう。

スマホ、PC、テレワークが誘発! 眼精疲労や顔のたるみ、自律神経不調にも。肩こりよりも厄介な「頭こり」は大丈夫?_3
後頭部をほぐすと目の疲れが改善されやすい
すべての画像を見る

同じように頭頂部も横方向、縦方向に手を動かしながら圧をかけてほぐすようにしましょう。

短時間でもマッサージすることで、頭こりが解消して、頭痛や目の疲れの改善につながるので、仕事や家事の合間にぜひやってみてください。



取材・文/百田なつき