幼い頃に憧れた雲の上の存在
――オフィシャルサプライヤーとして、カタールW杯での日本代表にどのような期待をされていますか?
代表ユニフォームを作る上で一番重要視しているのは、「ユニフォームを着た代表選手たちが最高のパフォーマンスを出せるかどうか」というところです。彼らが持つ目標が達成できることを願って、そのためのサポートを私たちも最大限行っていきます。
――最後に、このプロジェクトを進める中で一番“グッと”きた瞬間はいつでしょうか?
この前のアメリカ戦をドイツ現地で観ることができたのですが、もしかするとその瞬間なのかもしれません。
ただ、サッカー日本代表というのは、サッカー少年であれば誰もが憧れる、そして私自身も夢にまで見た、雲の上のような存在です。そんな日本代表が身にまとうユニフォームを自分が担当できたということだけでも、すごく感慨深いですね。
取材・文/佐藤麻水
撮影/浅井裕也