【163日間】ドリュー・バリモア&トム・グリーン

【11月22日は「いい夫婦の日」】スピード離婚したハリウッド・スターたちの知られざる黒歴史【後編】_3
Everett Collection/アフロ

『チャーリーズ・エンジェル』(2000)で共演中に恋愛関係になった、俳優同士のドリュー(前編に続いてまたまた登場)&トム。誰が見ても意外なカップルだったため、主演とプロデューサーを兼任し重圧を感じたドリューが、ノー天気なトムに癒されたのではと、もっぱらの評判だった。

レッドカーペットやトーク番組で交際にまつわるジョークやおふざけを連発し、お騒がせカップルとしてメディアの注目を集めていた2人。トムがホストを務めたテレビショー『サタデーナイト・ライブ』では、番組の最後に結婚する企画を立てたものの、見事に失敗。

これで破局するかと思われたけど、交際1年半後にゴールイン! ドリューの親友でもあるキャメロン・ディアスやコートニー・ラブ、アダム・サンドラーらが参列した結婚式は、彼女のゴッドチャイルド(名づけ子)であるフランセス・ビーン(コートニー・ラブの娘)がフラワーガールを務めたセレブらしいスタイル。

ドリューの19歳のときの思いつき初婚とは別の結果になると思われたが……。なんと、ベタ惚れと思われたトムが挙式から5か月後に離婚を申請。2人に一体何が起きたの?と誰もが思ったが、離婚理由は無難な「和解しがたい相違」。

実際はもっと複雑な理由があったはず。2018年のインタビューでトムが明かしたのは、「エンタメ界に慣れていなかった上、精巣ガンを体験し、結婚生活自体がストレスになっていた」とのこと。

2人は離婚後、20年近く顔を合わせることも話すこともなかったが、今年ドリューがホストを務めるトーク番組にトムを招待。2人で5か月ほどの結婚生活を振り返り、「尊敬しているし、愛している」と言い合い、スタジオの観客は大喜び。時間が経ったし、わだかまりが解けたってことですね。