170cmの抜群のスタイルも魅力
ハリウッドだけではなくホームのイギリス作品にもコンスタントに出演しつつ、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014)では再びアカデミー助演女優賞にノミネートされている。
その授賞式には、2013年5月に結婚した夫ジェ―ムズ・ライトン(英国ロックバンド“クラクソンズ”のキーボード&ボーカル)と一緒に参加。長女を妊娠中のキーラは、キュートなマタニティドレスに身を包み、輝いていた。
ちなみに、同時にノミネートされていたゴールデン・グローブ賞の授賞式では「シャネルの30人のスタッフが1週間かけて作ってくれたドレスなの」とうれしそうにコメントしていた。そう、キーラといえばシャネルのミューズとしても有名だ。
170cmのスラリとした脚長ボディはほれぼれするほど。若いときにこそ「10代からバストのサイズが変わってないの」と、バストが小さいことを自ら笑い飛ばしていたが、30代になっても抜群のスタイルをキープしている。
2019年に日本公開された『コレット』(2018)では、性別を超えて愛に生きたフランスの女性作家シドニー=ガブリエル・コレットの波乱の人生を演じた。劇中で披露した男装の華麗なこと、スタイリッシュなこと! いやー、惚れました。
すでに撮影が終了している新作『Boston Strangler(原題)』では、1960年代初頭にアメリカ、ボストンを震撼とさせた殺人鬼<ボストン絞殺魔>事件を追う実在の記者ロレッタ・マクラフリンを演じている。
そこには新聞業界の性差別と警察の堕落ぶりも描かれるというから、人権運動や飢餓救済活動にも積極的に参加する、問題意識の高いキーラには、きっとお似合いの役柄。公開が待ち遠しいではありませんか。