「ヤクザじゃないからいつでも抜けられる」
「カンボジア」というキーワードが出たことで海斗容疑者が「元カノの彼氏」を介して特殊詐欺を手掛けるトクリュウとの接点を持っていた可能性が浮上した。
「心配した仲間の中にはカイトに『お前、大丈夫なんか?』と声をかけた友達もいたんだけど、カイトは『ヤクザじゃないからいつでも抜けられる』って取り合わなかったらしい。その話を聞いて『甘いこと言ってんな』と思ってた」(海斗容疑者の知人)
上三川町の事件では、富⼭さんが殺害される以前から自宅付近で不審な車やバイクが何度も目撃され、そのうち1台は3月に東京都新宿区百人町で起きた酒店の窃盗未遂事件に使われた車に酷似している。
さらに、殺害1週間前の5月7日には富山さん宅近くにいた茨城県八千代町の無職、渡辺昌英容疑者(41)が盗難ナンバープレートを付けた車に乗っていたとして盗品等保管容疑で逮捕。渡辺容疑者は「闇バイトに応募した」と供述している。
警察庁はこうした一連の事件やその前段階の下見とみられる行為を、なぜ特定のトクリュウ組織が実行部隊を代えて行なわせたのか、複数の組織の間で情報が回って実行されたとみている。













