テレビにも出ていた家が被害に…近所から恨みを買う存在ではなかった

近隣では4月から不審車両の目撃が相次ぎ、回覧板で注意喚起もされていたようだ。別の住民女性がこう表情を曇らせた。

「事件のあった時間帯に、近くで軽自動車がずっとクラクションを鳴らしていたので、その車の運転席にいた女性に事情を聞くと『黒ずくめの人が走り去るのを見たので、ただごとではないと思い、ご近所に知らせようと思ったんです』と興奮されていました。

この時は強盗事件とは思わず、一度自宅の方に戻ると納屋から黒ずくめの人が出てきて畑の畦道から神社の方に突っ走って行ったんです。後から富山さんのお宅に強盗が入ったと知り、その容疑者のうちの1人だったのだろうと思いましたが、正直怖くてしかたありません。逃げている人を見たのは一瞬の出来事でしたし、詳細はわかりませんが男性というのはなんとなくわかりました。

自宅の塀には足跡が…(撮影/集英社オンライン)
自宅の塀には足跡が…(撮影/集英社オンライン)

富山さんのお宅は、10年以上前にサラダゴボウが流行った時に利益を出されて家を建て替えたこともあって『ゴボウ御殿』と呼ばれていました。普段派手な生活をしているわけではないですが、その頃取材を受けてテレビに出ていたりしたので目立っていたとは思います。以前は趣味で自宅の敷地内にカラオケ道場まで作って、一時期は町の人たちに使わせてくれていたこともありましたから」

いずれにしても、近所から恨みを買うような存在ではなかったということだ。女性が続けた。

「英子ちゃんも物静かだけど明るくてとても優しい方でした。ここ1年くらいは喘息が出たりお体を悪くしていたようで、寝込むほどではないですけど家で療養していたと聞いています。不審車両については横浜ナンバーだったという話は聞いていますし、私自身も4月中旬に富山さん方の近くでバイクに乗った不審な若い男性を見ています。

バイクにまたがって何をするでもなく、仰向けに寝転ぶようにして日向ぼっこみたいにしてずーっといたんですよ。あとこの1週間は富山さん方は昼間から雨戸も閉め切っていたので、警戒感を強めているのかと思っていました。そんな中、こんな事件が起きたのでやっぱり富山さんを狙ったんですかね……」