「本人には自首してほしいと思っています」
母親は高林容疑者と2人暮らし。事件現場の目の前にある自宅内で40分にわたり、取材に応じた。
高林容疑者のトレーニングルームにはプレス用のベンチと高重量のプレートを扱えるスミスマシン、ケーブルプーリーも組み合わせたパワーラックが鎮座してあった。母親が記者に示したTシャツと短パン姿の写真を見ても、高林容疑者が筋骨隆々なのは一目でわかる。
「息子は一言で言えば、マッチョです。毎朝7時から3時間ぐらいホームジムでトレーニングをやるんです。だから明け方の時間は熟睡が必要なのに、ウチの前にバイクを停められる焼肉店があるせいか、高校生ぐらいの若者が未明ぐらいから集まってしょっちゅう騒いでいて、隣のマンションの人たちも怖がっていたんですよ。
だから私が朝早くに『うるさいですよ』と注意しに行くのを、輝行には『お母さんは気弱いくせにすぐ正義漢ぶって。もうやめなよ。次からは絶対に110番するように』と釘を刺されていたぐらいです。
だから今回はこんな大ごとになる前に、私が110番するべきだった。本人には自首してほしいと思っています」
高林容疑者は中学を卒業後に高校入試に合格したがトラブルから入学許可をもらえなかったという。
「輝行は学歴でいえば中卒です。中学時代はケンカばかりしていて入学試験に受かった高校でもいきなり何か揉めたらしく『入学を許可しません』と通告されてしまって。それで大学入学資格検定にも通ったんですけど、結局大学には行きませんでした。
やんちゃで喧嘩屋みたいな感じの子だけど、元々は優しい子というか、愛情に飢えているような気もします。上に3人もいるから、そこまで手をかけられませんでしたし。亡くなった主人が忙しかったせいもあって、私一人で子育てをしていました。脇や足の間や、お腹の上に子供がいるような形で育児をしているような状態で。おとなしく寝かせるために毎日のように図書館で本を借りてきて、眠るまでずっと本を聞かせて、そうやって育ててきました」













