1時間も前から傍聴人が列をなす注目裁判

「綺麗すぎる容疑者」と逮捕当時、SNS上で話題になり、「マイカ」という源氏名で勤務先のガールズバーでは常にNO1だった田野被告。

前回の公判では、傍聴できなかった一般男性が職員に詰め寄り、法廷前の廊下が一時騒然となったが今回も田野被告の姿を一目見ようと法廷前には1時間も前から傍聴人が列をなしていた。そんな注目の事件を社会部記者が解説する。

逮捕された二人が勤めていた店舗(写真/関係者提供)
逮捕された二人が勤めていた店舗(写真/関係者提供)
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「田野被告はガールズバーの店長だった鈴木被告と共に、昨年5月~7月にかけて20代の従業員だった女性を店内に住まわせたうえで、新宿・大久保公園などの路上で売春行為をさせた罪に問われている。初公判で田野被告は『間違いありません』と罪を認めている」

女性は2024年ごろから、ガールズバーで働いていたが売り上げが少ないと日常的に鈴木被告から暴力を受けていた。

「鈴木被告は無断で女性の自宅の賃貸借契約を解約したことも公判でわかっています。女性は、店内の一畳にも満たないバックヤードや漫画喫茶での生活を強いられ、他のキャバクラ店での勤務や、さらには売春もさせられるようになりました。売り上げは鈴木被告が管理していたようで、毎日、生活費が手渡されていました」(同前)

鈴木被告の暴行を目撃していた田野被告も、次第に管理売春に協力しはじめたという。

「鈴木被告は女性の行動を監視するために、カード式のGPS装置を持たせていました。田野被告はそのGPSを使って、居場所を確認したりする役割を果たしていました。一連の事件は、去年7月に女性が立ちんぼ中に売春防止法違反の容疑で逮捕されて発覚、女性は3か月で400人の男を相手にさせられたといいます」(同前)

「マイカ」こと田野被告(飲食店サイトより・現在は削除済み)
「マイカ」こと田野被告(飲食店サイトより・現在は削除済み)