思い出すのは「SMAP×SMAP」
もちろん音楽企画もある。4月6日の初回放送では郷ひろみをゲストに迎え、トークや『GOLDFINGER'99』のセッションを披露。13日はミセスの『StaRt』を演奏した。番組の最後は楽曲で締める構成のようだ。
ゲームも、ロケも、音楽もやる。初回放送では研ナオコをゲストに迎えてコントとドッキリをあわせたような企画もやっていた。つまり、『テレビ×ミセス』は総合バラエティである。1990年代後半に『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)が担い、その後は嵐など旧ジャニーズ事務所系のアイドルが主としてMCを務めてきた系譜に連なる番組だ。
万人が知るスターだけが担えるこのポジションは、嵐の活動休止と旧ジャニーズ事務所の解体・再編以降、空白になっていたように見える。そこをミセスが担う流れに、時代の移り変わりが表れている。
同時に、時代のスターがテレビでエンタメを担う形を現代に更新しようとする、ミセスの覚悟も感じられる。現時点では「いつものやつ」をミセスが演じる点に新味がある段階だが、番組を通じて大森以外のメンバーの個性がファン以外に広く浸透すれば、徐々にオリジナリティが立ち上がってくる予感がある。
2つ目に紹介したい番組は、『超調査チューズデイ~気になる答え今夜出します~』(フジテレビ系)。
ニューヨーク(屋敷裕政、嶋佐和也)とカズレーザー(メイプル超合金)がMCを務める。特筆すべきは、ゴールデンタイムの2時間生放送という編成だ。近年のレギュラー番組ではあまり見られない。
4月14日の放送では、「芸能人の初恋相手は今どうなっているのか?」を調査。新山千春、中川安奈、くわばたりえ(クワバタオハラ)、加藤綾菜らの初恋相手を探し出し、スタジオでの生対面に挑んだ。これも企画自体は典型的な「定番」だ。
おもしろかったのは、VTRに対するスタジオの反応である。違和感のある場面にMC陣が途切れなくツッコミを入れる。













