働かずにリターンを得る
では、3つの方法について、簡単に説明しておきましょう。
「事業主」は先ほど述べた資本家そのもので、パン屋にあたります。資本金、原材料、労働力、設備など「商品を作って売る手段」をもっていて、投資や生産の決定権があります。
「株主」はパン屋の株を買う、つまり出資することで、資本金の一部を提供し、株主として経営に参加して意思決定に関わる権利や、利益の一部を得る権利を得ることができます。たとえわずかな株しか持っていなくても、それで資本家の仲間入りができるのです。
「不動産オーナー」は、店舗や設備という「自分の資産」をパン屋に提供することで、賃料という利益を得ます。物件を買う・売る・貸す・リフォームするなど、資本の使い方について意思決定権があります。
ただ、ここで大きく伝えたいポイントがあります。
それは、株主も不動産オーナーも、「自分の時間も労働力も売らずにリターンを得ている」点です。
ここが資本家と、企業に雇われて働くワーカーとの大きな違いです。













