人工甘味料は危険性が高いという報告
認知症は、とにかく世界の大問題です。
認知症患者のためにどれだけのお金と時間と人力を使うのか、という社会的な損失が議論されています。それと、世界中で原因や治療法がものすごく研究されているわけです。
認知症のタイプもいくつかあって、いわゆる脳が縮小する一般的なアルツハイマー型の認知症以外にも、ピック病といって人格が崩壊していく、まったく別人になるタイプもあります。凶暴的になったりとか、悪意に満ちた人格になったり、認知症の具体的な症状も、いろいろです。
認知症による機能障害の中で一番顕著な症状は、記憶障害です。体の外部から入ってくる様々な刺激は、脳の神経細胞と神経細胞がどれだけつながっているかにより、情報として貯め込まれますが、その情報の蓄積場所である海馬が萎縮して、脳全体もあちこち萎縮する。それが認知症の一つの特徴です。
ボストン大学の研究で、人工甘味料の入ったゼロカロリーのコーラを1日3本飲んでいると、脳の容積が萎縮するという結果が出ました。
特に海馬の容積が萎縮するという結果があり、鬱病についても発症率が上がったとのことです。
人工甘味料入りの飲み物の多くにはアセスルファム・カリウム、それからアスパルテームという人工甘味料が入っています。そういう成分で脳の萎縮、海馬の萎縮が進むとすれば、やはり避けたほうがいいでしょう。
危険といわれているものについては、その時点で危険性を否定することができなければ、量を減らすとか回数を減らすとか、ある程度、危険を回避したほうがいいのです。
認知症については様々なでたらめ情報も氾濫しています。認知症の原因はストレスだと言い切っているものもあります。それは明らかに間違いです。
ストレスが原因で認知症になるわけではなく、海馬の中で異常なことが起こっているのです。神経細胞の中にタウタンパク質という異常な物質が蓄積したり、細胞外にアミロイドβという異常なタンパク質が蓄積したりして、細胞が弱っていきます。普通ではないので病気なのです。
それをストレスが悪化させることは十分あります。単純なストレスだけでは病気にはならないので、ストレスを回避してあげることで一時的に症状の悪化を抑えることはできる場合がありますが、本当の病気であればストレスを取り除いても病気は進行し、根本的な解決にはなりません。
ストレスが本当に原因であれば、ストレスをなくせば世界中のアルツハイマー型認知症の人は全員いなくなってしまいます。













