「両さんの超合金講座の巻」(ジャンプ・コミックス第105巻収録)
今回は、玩具メーカーのポピー(現:バンダイ)が産み出したフィギュアトイの超大ヒット&ロングセラー商品「超合金」を扱ったお話をお届けする。
巨大ロボットアニメの金字塔『マジンガーZ』の主役メカ・マジンガーZは、「超合金Z」という金属でできているという設定がある。それを活かしてダイキャストと樹脂で作られた玩具が「超合金 マジンガーZ」だ。
これが1960年代生まれの全男子が憧れるほどの大ヒット商品となって以降、巨大ロボットはもちろん、ありとあらゆるメカニック、さらには人間、あるいは強化スーツを着たキャラクターまでが「超合金」化されていった。
本作では、超合金の歴史や魅力について、正体不明(?)の解説者「超電磁・スピン・ハゲスター」が熱く語っている。このキャラは、『こち亀』のマニアックなネタを扱うエピソードで登場する解説キャラの元祖的な存在だ。
本作中で紹介されている「超合金 両津勘吉」は、決して作中のギャグなどではなく、実際に発売されたものだ。漆黒の塗装が渋いブラックバージョンや、黄金色に輝く非売品のゴールドバージョンまでが存在しており、超合金マニア、『こち亀』マニアにとっては垂涎ものの品となっている。
これらの実物は、葛飾区亀有にある「こち亀記念館」の5階、エレベーターを降りて右手の陳列棚に飾られている。同施設を訪れた際には、お見逃しなきよう。
なお本作に登場している『こち亀』商品開発担当者・太田健介氏は、実在の人物。「ついに出た!!アクションドールの巻」(ジャンプ・コミックス第102巻収録)で『こち亀』に初登場し、その後も『こち亀』がゲーム化された回などで登場している。のちにメーカー勤務から声優へと転職した、変わった経歴をお持ちの方だ。
それでは次のページから、男の子の夢が詰まった「超合金」にまつわるうんちくたっぷりのお話をお楽しみください!!



















