「現代コンビニ人生模様の巻」(ジャンプ・コミックス第129巻収録)

今回は、凄腕のコンビニマネージャー、山田高田宏夫が登場するお話をお届けする。

コンビニ産業を成長させた最大の要因であるPOS(販売時点情報管理)システムをも凌駕する顧客情報処理能力を誇る「レジ王」こと山田。彼が「客王」の異名を取る超常連・両さんを向こうにまわし、「プロ」同士の壮絶なバトルを披露してくれるぞ。

さて、コンビニチェーンの代表格「セブンイレブン」の国内フランチャイズ1号店(東京都江東区豊洲で営業中)は、現在オープンから52年を迎えている。コンビニが我々の生活に現れ、はや半世紀以上がすぎたというわけだ。

セブンイレブンの店名が示す通り、コンビニは元々24時間営業ではなく、朝早くから夜遅くまで開いている小型のスーパー的な存在で、食品や日用品をいつでも手に入れたいという需要が高まるとともに、24時間営業店が増加していった。

コンビニの特徴として、長時間~24時間営業のほかに
・スーパーのようなセルフ方式による多彩な商品構成
・本部で売れ筋の商品を一括して仕入れて店舗に振り分ける
・販売実績をリアルタイムで収集・分析し、顧客ニーズに徹底的に応える
・おにぎり、弁当、総菜といった「食事」を、店舗で調理せずに提供(店舗での調理を売りにしているチェーンも存在する)
といったことが挙げられるだろう。

これらを武器にして、コンビニはこの数十年間、激しい競争を繰り広げながらその店舗数を増やしていった。

だが近年では、
・ドラッグストアによる食品・飲料の販売
・ネット通販やオンラインでの出前・配達業の普及
・都心での小規模スーパーの進出
・競合店に比べて割高感
などから、コンビニにはいささか苦戦を強いられているイメージがある。

また、商品の質や値段、サービス面での競争と経営戦略の違いにより、大手チェーン間で業績に開きが出てきている。コンビニが次の大きな動きを見せる日は近いのかもしれない。

それでは次のページから、コンビニを舞台にした静かなる戦いの火ぶたが切って落とされる!!