1箱27万円のイチゴが話題 なぜこんなに高い?

今回話題となった「ベリーツ」は1箱(12粒)で27万円と、イチゴとしては高すぎると感じてしまうほど高価格だ。なぜこんなにも高いのだろうか。

「一般に市場では“ご祝儀相場"というものがありますが、これは年明けの初競りや季節物の初荷につく高値相場のことです。今回の大分の『ベリーツ』の場合は、大分市公設地方卸売市場で、旬入り宣言の時に行われたJA(日本農業協同組合)のイベントにあわせてセリ売りがなされたようなので、ご祝儀相場で高値がついたと思われます」

写真はイメージです(PhotoAC)
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福田氏が解説するように果物の市場では、新年の縁起物として願いを込めて、また宣伝の意味などを込めて、通常の市場価格を大幅に上回る高値で取引されることが慣習的に存在している。

ではこうして競り落とされた高級フルーツはどのような需要があるのか。

「『ベリーツ』の場合は、桐箱入りの超高級仕様で選別されたものですので、もともと高価格帯の商材として売り出される予定のものだと推測できます。こうした高級フルーツは常に高く売れるかどうかは市場の動向次第ですが、例えば産地内の高級果実専門店や百貨店などで、クリスマスプレゼントやお歳暮ギフトなどの需要があるのではないでしょうか。高級な果物はきれいで形のよい果実ですが、ケーキ用などでは、ケーキ自体の価格が跳ね上がってしまうため、低価格なものが使われます」

写真はイメージです(写真/Shutterstock)
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