コーヒーにもポリフェノール

コーヒーにはポリフェノールがたくさん入っています。コーヒー豆由来のポリフェノールの正体は、クロロゲン酸という物質です。

抗酸化作用が非常に強く、体の中で起こる良くない酸化反応や炎症反応を抑えてくれる働きがあります。コーヒーは砂糖を入れなければ、体に良い成分をたくさん持っています。

それから、起き抜けに良いのはお茶です。

写真はイメージです(写真/Shutterstock)
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世界中に様々なお茶があります。日本でも一つの葉をいろいろな工夫をして様々なお茶を作ります。

みなさんがよくご存じのカテキンやタンニンは、種類も構造も異なりますが、全てポリフェノールです。だから朝に飲むのにとても良いですね。

ポリフェノールが血糖値を下げるメカニズムは、インスリンの感受性を上げるからといわれています。つまり、コーヒーやお茶などを飲むと細胞の側で反応が良くなり、インスリンの効果が上がるわけです。

写真はイメージです(写真/Shutterstock)
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また、腸からの糖吸収を抑えたり、インスリンの分泌を促進するといわれています。血糖値も下がる傾向があるので、水では物足りないという方は、コーヒーやお茶を飲むのが良いのです。

それと豆乳。大豆に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンに構造が似ており、お肌がきれいになります。イソフラボンもポリフェノールなので血糖値を下げる作用もあります。豆乳は優秀な飲み物なのです。ただし、甘い豆乳ドリンクは、ご法度です。

写真はイメージです(写真/Shutterstock)
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文/梶原一人

『ハーバード×スタンフォードの医師が教える100年生きる食事術』(かや書房)
梶原一人
『ハーバード×スタンフォードの医師が教える100年生きる食事術』(かや書房)
2025/11/8
1,760円(税込)
224ページ
ISBN: 978-4910364971

ハーバード大学に研究員として留学し、在職中に世界で最も権威のある科学雑誌『ネイチャー』『サイエンス』に論文を発表。スタンフォード大学医学部・神経生物学教室で研究を続け、現在「眼科かじわら アイ・ケア・クリニック」を開業している眼科医・梶原一人氏が、100年を健康に生きるための食事術を解説します。

眼科医が栄養学を語る理由は、目の健康が体、特に「血管」の健康と密接に結びついているからです。それはつまり、目の健康はもちろん、がん、糖尿病、高血圧、動脈硬化、認知症、脳梗塞、心筋梗塞、腎臓病、薄毛まで、加齢に伴う様々な悩みに「食」を通じてアプローチすることを意味します。

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