給料を推しのグッズにつぎ込み、買い物依存症に

藤原灯さん(39=仮名)の2回目のひきこもりは25歳から27歳までの2年間におよんだ。脱するきっかけは、母の一言だった。

京都の文化観光に関するNPO法人にいた母の知人に「チラシや名刺作りを手伝って欲しい」と頼まれたのだ。

「母的には、私が外に出るきっかけになったらいいなと思ったんでしょうね。自分でも、どうにかしなきゃいけない、という感覚があったので行ってみたら、すごく人手が足りない。後から気付いたことですけど、誰かのためになら、動ける自分がいたんやなって」

ひきこもりだった自身の経験を語ってくれた藤原さん(撮影/集英社オンライン)
ひきこもりだった自身の経験を語ってくれた藤原さん(撮影/集英社オンライン)
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そのNPOで4、5年ボランティアをした後、母親が見つけてきた事務職のパートに採用されて、週数日、働き始めた。