5000円が安く感じられるまでに進化
気になる値段についても「5000円というのは破格だったと思います」と最高の誉め言葉だ。
「5000円は、日本の喫茶店より少し高く、ホテルのティールーム等より少し安いくらいに見えますが、私たちは事前にXで『1セットでゆうに2人分はある』と聞いていたので、2人で1セットをシェアし、大変リーズナブルだと感じました」
こうしてついに、5000円が安いと感じられるほどのクオリティにまで進化したのだ。
紙コップ紅茶から始まり、フレンチプレスを経て、バーレイのポットとプレートへ――。最終的にはすばらしいアフタヌーンティーとなったが、その陰には、同じ値段で、粗末なものを提供されてしまった人も大勢いる。
この「万博アフタヌーンティー騒動」は、2025年の大阪・関西万博を象徴する出来事として、今後も語り継がれていくだろう。
取材・文/集英社オンライン編集部


















