「裏金問題は終わった」「進次郎で雰囲気が変わった」と楽観ムード

参院選の前哨戦とされる都議選も最終盤。永田町関係者の間では、自民をはじめとする各党やマスコミが実施したとされる複数の情勢調査結果が出回っている。

「自民は第一会派を維持できるか微妙ではあるものの、今のところ、『小池ブーム』が起きて都民ファーストの会が圧勝した2017年ほどの惨敗は回避できそうです。知事与党の自公と都民ファーストで過半数を確保できそうな勢いですし、国民民主は『山尾騒動』もあり一時ほどの勢いはありません」(全国紙政治部記者)

小池百合子都知事(本人Xより)
小池百合子都知事(本人Xより)
すべての画像を見る

さらに、7月20日の投開票が有力視されている参院選の情勢調査でも「自公で非改選を合わせ過半数は確保できそうだ」との見方が広がり、永田町の自民党議員や関係者は一気に安堵のムードに包まれている。

「永田町の自民議員や秘書たちと話していると、『裏金問題は終わった』『進次郎農水相の登場で雰囲気が変わった』と、楽観ムードが漂っていて驚いた」(自民地方議員)