自宅に人を入れたがらなかった母親だが…
子供時代の江口容疑者は、好きなゲームのことで友人とトラブルになるような気配は感じさせなかったという。しかし、中学生になると印象が変わったようだ。
「中学生になってもゲームをしたりして遊んだりしましたが、そのころくらいからどちらかというとインドアな感じになっていきました。暗いというかおとなしいタイプで、暴力沙汰や問題になるような行動は一度もなかったですね。
ただ家は厳しいというか、そういう印象はありました。お父さんは若干コワモテで、お母さんはマサキが小学校時代はいわゆるギャルママっぽい感じの人でした。外で遊んでるときに『マサキん家行こうぜ』と言うと、決まってマサキに『お母さんに絶対に友達を連れてこないで』って言われているからと断られました」
他人を家に入れることを母親が極端に嫌っていたことを知っていたこの男性は、江口容疑者が自宅に女子高生を連れ込んでいたことに違和感を覚えたという。
「教育熱心とかそういう理由ではなく、家に人を入れること自体に厳しかった記憶があります。そんなこともあって今回の事件は信じられないというか、小中時代にマサキがムキになるところを見たこともなかったので本当に驚きました。
ゲームで口論になったと言っているようですが、僕の知っているマサキは、何か言われたら引き下がるタイプです。ゲームの他にみんなで集まってサッカーもやったのですが、マサキがみんなから『お前のせいで点が取られた』と責められたことがあったんです。そのときもキレて暴れるのではなく、マサキは泣いて家に帰ってしまったんです。
ただ最近のマサキのことはよく知りません。兄貴と一緒に近所のスーパーの鮮魚コーナーでバイトしていたという話は聞きましたが、詳しいことはわかりません。僕が最後に会ったのは5~6年前、マサキが犬の散歩をしているときにたまたま見かけて『久しぶり』と声をかけたんですが、『うん。久しぶりです』とすごく他人行儀になっていました。それ以来のことは知らなくて…」
引っ込み思案なゲーム好きの少年の激情に点火したスイッチは何だったのか。悲惨な事件の解明にはもう少し時間がかかりそうだ。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班