太さ約3センチ、長さ約30センチの蛇腹ホースようのものを… 

一連の事件で3回目となる今回の逮捕容疑は、2023年6月から7月の4回にわたり、3人は共謀して高野さんの自宅や出張先の静岡県内の居酒屋店内で高野さんの肛門に鉄製の棒やマドラーを突っ込むなどのわいせつ行為をした疑い。押収した3人のスマートフォンから犯行の模様を映した共通の動画が見つかった。

「肛門にさまざまな棒を突っ込む実行役は、いずれも高野さんの『教育係』だった島畑容疑者が担っており、3人はその模様を撮影した動画を共有していました。肛門に刺した棒は、居酒屋では飲み物をかき混ぜるマドラー、高野さんの自宅では建築資材2種類を使っていたことが特定された。

ひとつはブロック塀を積む際に用いるような太さ約1センチ、長さ50センチ以上の鉄筋、もう一つは太さ約3センチ、長さ約30センチの蛇腹ホースようのものです。

高野さんの下着をズボンごとずり下げ、無理やり突っ込んでいる。動画では『痛い、痛い』と訴える高野さんを嘲るような3人の笑い声も残されていました。愚行以外の何ものでもありません」(捜査1課担当記者)

島畑容疑者(左手前)
島畑容疑者(左手前)
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高野さんの死亡を巡っては警視庁が昨年12月、3容疑者に加えて従業員の野崎俊太容疑者(39)を殺人と監禁の容疑で逮捕している。しかし佐々木、岩出両容疑者は当時踏切付近にいなかったため、東京地検は同27日、殺人罪については処分保留として監禁罪のみで起訴し、野崎、島畑の両容疑者を殺人と監禁の罪で起訴。

さらに警視庁が今年1月8日、野崎容疑者を除く3人を高野さんに対する暴行容疑で再逮捕していた。

佐々木容疑者
佐々木容疑者