「苦労してやっと見るからおっぱい」選挙戦のエロポスターはスベッてる
—東京のテレビですと、爆笑問題の太田(光)さんくらいしか政治的な発言はしないかもしれない。
友保 太田の光さんね。やっぱ相方のキンタマ1個ないからじゃないですか? 相方のキンタマ1個ないから、どっちかが行かなあかんか〜って、バランス取るために。
—今回の都知事選ではおかしなこともたくさん起きていて、ご存じでしょうか、掲示板に猥褻なポスターが掲示されたり。
友保 エロポスターね。あれスベってんな。あんなんやめなはれあんた、子どもが見るんやから。怖いんやで、あれちっちゃい子が見たら。おっぱいやったらあれやけど、下の方はあかんねん。あれ怖いねんって、グロいんやから。
—男女問わず、性器は街中で出すものではないですね。
友保 せやろ。俺中学生でもびっくりしたんやから、ちゃんまん見て。おお、マジかよ!って。ずっと太陽の絵やったやん。グルグルって書いて線引いてピッピッピっていう、あんなもんや思てたのに。
小林 うん。
友保 いざ見せてもうたらどぎついマジで。まあそういう媒体に出てるくらいのやつやから、それぐらい使い込んだね、鍛錬されたもんやから。余計に余計に。
—結局警察に怒られて外したという、一応「表現の自由を求めて」という大義名分があったようなのですが。
友保 せやかてね、あんなことしたらおっぱいのありがたみが薄れますからね。おっぱいなんか簡単に見れたらあかんねんから。苦労してやっと見るからおっぱいやのに。
—「苦労してやっと見るからおっぱいやのに」。俳句だ。
友保 そのへんにポロンとぶら下がってあったらな、もったいないよな。かわいそう、子供がかわいそう。そんな簡単におっぱい見れて。バカ殿(『志村けんのバカ殿様』)とかでたまにおっぱい出たら「よし!今年おっぱい見れたんやん!」ってなるんですよ。しょっちゅうしょっちゅう乳見たらあかんねん。アホやなほんまに。
—よくよく考えたら生まれも育ちもずっと大阪府民の金属バットが都知事選を語るってめちゃくちゃな企画ですね。
小林 投票権もない。なんもない。
友保 ままま、東京のこっちゃから。わてら大阪やさかいに。へへへ。
小林 あなたたち府知事選に興味ありましたか?
友保 次回は酒飲みながらやりましょ、一番ビールに何が合うかみたいな話しましょ(笑)。
取材・文/西澤千央 撮影/高木陽春