どんなクラブのスイングにも生きてくる、自然な動き方チェック
自分のゴルフに対する基本的な考え方は、自然な動きをするということです。ゴルフのときだけ普段と違う動きをするのは難しいので、できるだけゴルフの中にも普段の生活と同じ動きを結びつけていきたいと考えています。日常の中にある動きを意識しながら、自分が毎日やっていることを紹介します。
まずは真っすぐ立つこと。猫背になったり、体が傾いたりすることなく、真っすぐに立ちます。つむじが何かに吊るされているような感じで立つと、自分の体重を土踏まずに感じられると思います。ここから足を腰幅に開いて、肩を地面と平行に動かします。
鏡を見ながら体が傾いていないかをチェックして、背骨を中心に体を回転させます。背骨を軸に真っすぐ回転することは、ナチュラルで誰にでもできることであり、ゴルフの動きとしても一番コアなものになります。
これは自分が中学、高校時代から、鏡を見ながら毎日やっていたことです。この体の使い方を覚えれば、どんなクラブのスイングにも生きてきます。
やり方のコツは鏡を見たときに、視線を動かしすぎないこと。
目線がブレると一緒に頭も一緒に動いてしまいます。鏡の前の自分の目を見る、あるいはどこか決めた一点を見て、頭を動かさないようにします。両手は肩に当てて、下半身は動かさずにゆっくり肩が地面と平行になるように動かしましょう。