自然な動きでトップができる

前傾して体を平行に動かすことができたら、また次のステップです。

今度はアドレスを構えて前傾したら、両腕を脱力してダラーンと下ろします。両腕を左右に振りながら、背中を軸に回転する動きを加えます。

そうすると、腕が自然とテイクバックの位置にいくので、ここで手を合わせて構えてください。クラブを持ったときのトップの位置になります。自然な動きから生まれる、これこそが自分の体にとっての「キング・オブ・トップ」です。

Step3トップの位置が自然とできる。『日本一“練習しない”プロが教える「科学的」ゴルフ上達法30』
Step3トップの位置が自然とできる。『日本一“練習しない”プロが教える「科学的」ゴルフ上達法30』
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理想のトップの位置を説明するときに、「テイクバックをグーっと上げて、しっくりくるところから切り返す」みたいな表現がありますが、「しっくりくるところ」は、人によってさまざまです。

感覚的なものになってしまうと、調子に左右されるので、再現性は高くなりません。しかし、ここで紹介したように、自分で体を回して、揺すって、自然に右手を合わせて上げたところならば、いつでも同じことができます。

どのクラブを扱うときにも共通する動き、基礎となる体の使い方を覚えてゴルフ上達の最初の一歩にしましょう。

文/堀川 未来夢 サムネイル画像/shutterstock

『日本一“練習しない”プロが教える「科学的」ゴルフ上達法30』(KADOKAWA)
堀川 未来夢
『日本一“練習しない”プロが教える「科学的」ゴルフ上達法30』(KADOKAWA)
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