先端側で構えるか、ネック側で構えるか

いつもショートパットが入らずにスコアを崩してしまうという方は必見です。

この方法を使うための条件としては、センターシャフトのパターを使うことです。センターシャフトとは、シャフトを釣ったときにフェースが真上を向くクラブです。

このクラブは真ん中にシャフトが通っているため、基本的に芯で当たればフェースはブレませんが、先端に当たってもネックに当たってもフェースはブレます。しっかり芯でとらえないとフェースがブレることから、センターシャフトは難しいと考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、このブレを利用すると、2メートル以内のショートパットが格段に入るようになります。その理論を解説していきましょう。

2メートル以内のパットを99%入れる「ブレ」の活用とは? フックラインは「芯より先端側に」スライスラインは「芯よりもネック側」に構えるべし_1
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基本として芯で当たったときは、ヘッドスピードの速さに対してボールは同じ勢いで飛ぶので、一番よく飛びます。

これが芯を外れるとボールは弱くなります。真っすぐ当たるのがもちろん良いのですが、プレーするのが人間である以上、ブレは出てしまいます。

芯で構えたときに、先端側にブレるか、ネック側にブレるか、確率は50パーセントずつです。このブレを効果的に利用するのが、2メートル以内のパットを確実に入れる必勝法です。