活動休止中の松本人志レギュラー番組に代役はアリかナシか!?

松本人志が活動を休止してから3か月余りが過ぎた。

彼が出演していたレギュラーテレビ番組については、代役を立てたものもあれば、相方である浜田雅功をはじめ、もともといた他のレギュラーだけでつないでいるものもある。

代役を立てている場合も2パターンあり、『酒のツマミになる話』(フジテレビ系列)のように代役の千鳥・大悟が松本の役割を強く意識してMCをしているパターンと『だれかtoなかい』(フジテレビ系列)のように代役が「松本人志がその席にいた」ということをほとんど意識せずにやっているパターンである。

前者はあくまで一時的な代役なので番組としてもできるだけ色を変えないように同事務所のサブMCを据えたのだろうし、後者は中居正広とコンビを組むゲストMCにそれなりの人を持ってこられるなら別に色が変わっても構わないという判断だろう。

写真はイメージです。写真/shutterstock
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はっきりとした代役を立てていない番組は『水曜日のダウンタウン』(TBS系列)や『ダウンタウンDX』(日本テレビ系列)などだが、ここにおいては松本不在の影響は大きいと感じる。

『水曜日』も『DX』も番組のコアとなるのは「説」であり「芸能人のエピソードトーク」である。メインコンテンツそのものはダウンタウンの片方が不在であろうが変わらずおもしろいはずだし、実際におもしろさは変わっていない。

しかし、両番組ともなんだかふわふわしている気がするのだ。感覚的な物言いで申しわけないのだが、なんだか見ていて締まらない感じである。