「電話に出ないと不機嫌になるので電話が最優先になります」
以前はHGから直接電話がかかってくるのは副市長や局長までだったそうだが、それが拡大していき、今では課長レベルでも直接電話がかかってくるという。
「HGから『携帯番号を交換してくれ』と言われた人はその瞬間、青ざめていますよ。大事な会議中だろうが、彼の電話に出ないと不機嫌になるので、その電話をとるのが最優先になります。しかも勤務時間内にいつ電話がかかってくるのかわからないので皆、ビクビクしています。
同様にHG参りに関しても、機嫌を損ねないために今は1週間に1度、参議院議員会館に進捗状況を報告しにいきます。定期報告に行かないと不機嫌になるので実質呼び出されているようなものなのですが、業務を円滑にするために忖度してわざわざ上京しています。
4月1日付の人事ではひとりひとりの負担を少しでも減らすべくGX担当部署の人員が増員されますが、本当にそれで変わるのか不安は残ります」(前出・札幌市役所職員)
27日、札幌市の秋元克広市長は定例記者会見で長谷川氏のパワハラについて記者に問われ、「かなりきつい調子で言われる方」「そういうふうに受け止める場合もあるかなと認識している」と語った。HGと職員たちの溝はなかなか埋まりそうにない。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
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