「ちょっと人との距離の取り方がわからない子なのかな?」
そうした”空気の読めなさ”からか、この女性に何度か恋愛相談を持ちかけてきたこともあったという。
「そういう話ってふつう仲のいい男友達にすると思うんですけど、さほど仲のよくないクラスメイトの私に対して『オレ文系クラスにいる○○って子が好きなんだよね』とか『いま○○って子を狙っててさ~』と平気で話してきたりしましたね。だから『ちょっと人との距離の取り方が分からない子なのかな?』と思うフシはありました」
また別のクラスメイトの女性も、伊藤容疑者の意味不明な言動を思い返し、こうあきれる。
「耕一郎くんから『駅前の店で○○のCDを買ってきてほしい』とお願いされたことがあって。それでいざ放課後に買いに行くと、なぜかCDショップに耕一郎くんがいたんです。だから私も『それなら最初から自分で買えばいいじゃん』と言ったのですが、今思い返しても、あのときの彼の言動は意味不明でしたね」
過去、勤めていた会社のHP上のインタビューで「やっぱり僕は映画が好きで、作品を作ってるときが一番楽しいんです」「これからも、面白い作品を作り続けていきたいですね」などと、作品への情熱を語っていた伊藤容疑者。被害少女はいったい何人いるのか……捜査の進展が気になるところだ。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
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