いつか演技で賞を狙いたい

Snow Man佐久間大介は好きな人を太らせるタイプ⁉︎「結婚願望もあるし、ひとりの人を愛し抜いて、一生幸せにする自信がある」(映画『マッチング』)_4
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──完成した映画を見た感想は?

本当におもしろい映画でした! 僕は自分が出演した作品は照れずに見ようと心がけているんです。自分の表現をちゃんと噛みしめて、どこがよかったか、もうちょっとできたんじゃないかなど、客観的に見て学びたい。出演作を見ることは勉強できるいい機会なので。それにしても吐夢は本当に変なヤツでした(笑)。

──メンバーにも見てほしいですね。

すごく楽しみにしてくれているんですよ。Snow Manはメンバーに新しい仕事が決まると、マネージャーがみんなの前で発表するんです。『マッチング』も「佐久間の映画出演が決まりました」と発表したとき「マジで!」「すごいじゃん」と言ってくれましたね。

ただ「どんな役?」と聞かれて「ストーカー」と言ったら「ピッタリじゃん」って。おいおい俺のどこを見てそう言ってるんだ?と(笑)。

──この映画の出演を機に、演じたい欲が出てきたのでは?

すごく出てきました。もっといろいろな役に挑戦したいし、いずれ演技関連で賞をいただきたい。やっぱりメンバーの目黒蓮が、俳優として力を発揮して認められているので、すごく刺激になっています。

内田監督が「佐久間くんはこの映画をきっかけに芝居の仕事がすごく増えると思うよ」とおっしゃってくださって。本当に何度もそう言われたので、頑張りたいと思います。

──目黒さんの活躍が刺激になっている話も含めて、メンバー同士が切磋琢磨している感じがいいですね。

Snow Manはバラエティのイメージがあると思うんですけど、デビューしてからメンバーそれぞれが新たな面を次々に見せることができるようになったし、求めてもらえるようになったのが、すごくうれしいです。

メンバーに新しい仕事が決まると「いいなあ」という気持ちより「やった」という喜びのほうが大きいんです。それは、僕自身が自分の強みや求められることがわかってきたからだし、何よりメンバーの魅力を誰よりも知ってるからこそ素直に喜べるんだと思います。

──Snow Manはそれぞれが夢を叶えているイメージがあります。夢を叶えるために必要なことはなんだと思いますか?

言葉にすることです。うちのメンバーはそういう人が多いですね。無理かもしれないことでも言葉にすることが大切。誰が聞いているかわからないし、その言葉を拾ってくれて「そういえばやりたいって言っていたな」とチャンスに結びつくことはあると思うので。

やりたいことをみんなに知ってもらうことが、夢を叶えるきっかけになると思います。


取材・文/斎藤香 

佐久間大介 さくま・だいすけ

1992年7月5日生まれ。東京出身。2012年からSnow Manのメンバーとして活動スタート。グループ結成8年目で『D.D./Imitation Rain』でCDデビュー。個人としても映画、バラエティなどで活躍。主な出演作は映画『少年たち』(2019)『映画 おそ松さん』(2022)など。また声優としてテレビアニメ『カードファイト!!ヴァンガードwill +Dress』(2022/テレビ東京)、映画『白蛇:縁起』(2021)に出演、好評を得ている。

映画『マッチング』(2024)上映時間:1時間50分/日本

ウエディングプランナーの輪花(土屋太鳳)は、同僚の勧めでマッチングアプリに登録したことをきっかけに永山吐夢(佐久間大介)と出会う。しかし、プロフィールとは全く違う本人に戸惑う輪花。彼女とは反対に吐夢は彼女を気に入り、執拗に追いかけてくるように……。同じ頃、マッチングアプリで知り合ったカップルが殺される連続殺人事件が起こる……。

2月23日(金)より全国ロードショー
配給:KADOKAWA
公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/matching/
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