いざ! ニューヨークへ!!
――チアを始めてから、野球の見方は変わりましたか。
野球の試合では、ギリギリまで追い詰められ、“もう、だめかもしれない…”という場面があるじゃないですか!? 勝負ごとなので、そのまま負けちゃうこともあるんですが、でも劣勢を跳ね返しての逆転勝利! ということもあって。
最後の一球まで諦めなければ、奇跡は起こるんだというのが信じられるようになりました。
――4月1日、台湾プロ野球2023年のシーズンがスタートしましたが、チームの目標は?
昨年の台湾シリーズでは、惜しくも敗退してしまったので、今年は目指すのはひとつだけ――ナンバー1の座です。
――チームの優勝とは別に、ニューヨーク・メッツからの招待を受け、チア文化をメジャーリーグで披露するという大役も待っています。
そうなんです! 台湾野球、台湾のチアリーダーを代表して、メジャーリーグのスタンドで踊るんです。
――アメリカははじめてですか。
プライベートも含めて、これまでアジア圏しか行ったことがなくて。それがいきなり、メジャーで、しかもニューヨークですから、ビックリしましたね。
――唯一無二と呼ばれる台湾野球の文化を、しっかりとアメリカにも伝えてきてください。
はい頑張ります! 思いっきり踊ってきます(笑)。
取材・文/工藤晋 写真/神田豊秀 スタイリング/木村美希子 ヘア・メイク/玉井朱音