氷室京介さんからもらった人生最大のプレゼント

「僕が3歳のころのすべてにおいて、娘はポテンシャルが上回っている」DAIGOが大切にする娘と語らうベランダの時間と妻・北川景子とのプレゼント交換_3

──映画では、フレアがお母さんへの誕生日プレゼント選びで悩む様子が描かれます。DAIGOさんはお母さんにどんなプレゼントをしてきましたか?

小さいころは母の日にスーパーでカーネーションを買って渡していました。なんかちょっと恥ずかしかった思い出がありますね。結婚してからは妻(女優の北川景子さん)が「お母さん、こういうのが似合うんじゃない?」と選んでくれるので、ふたりでプレゼントしています。妻の感性は間違いないのでありがたいですね。

──では、もらってうれしかったプレゼントは?

妻とは結婚してから「お互いの欲しいものを言い合おう」と決めました。最初はサプライズでプレゼントをしていましたが、アイデアが尽きてくるので……(笑)。それでも、いまだに誕生日とクリスマスにはお互いにプレゼントを交換しあっていますし、もらった洋服などは大切に着ています。選んでくれる時間や思いがうれしいですよね。

あとは僕が大尊敬しているL'Arc〜en〜CielのHYDEさんからもらったロック手袋。たくさんいただいていて、本当に宝物です!

そして20年前に氷室京介さんが楽曲提供してくださったデビュー曲「MARIA」もそうです。僕にとっては人生最大のプレゼントでしたし、あの曲で人生が変わりました。

「僕が3歳のころのすべてにおいて、娘はポテンシャルが上回っている」DAIGOが大切にする娘と語らうベランダの時間と妻・北川景子とのプレゼント交換_4
©2023 EPOCH/劇場版シルバニアファミリー製作委員会 

──映画では、フレアがお母さんからかけられる言葉も印象的です。DAIGOさんがご家族からかけられた言葉で、背中を押された経験はありますか?

やっぱり家族って、基本的にはずっと応援してくれるし、温かく見守ってくれる存在だと思います。30歳手前でフリーで活動していくことになったとき、母親が「なんとかなる気もするよね」みたいに、明るい感じで言ってくれたんです。

そのポジティブな言葉によって自分も気持ちを切り替えることができました。振り返ってみると、何気ない家族の言葉から力をもらってきたと思います。