下着のラインが見えると気になってしまう

――どんなことですか?

街でタイトなニットワンピースを着ている女の子のショーツのラインが浮き出ていると、気になりません? まさか声をかけるわけにもいかないし、出かける際、正面しかチェックしてなかったのかな、下着の選択肢がなかったのかなとか。

日常的に疑問に感じていることが、下着ブランドをやろうと思ったきっかけでもありますね。

――ブランド名を「misora」にしたのは?

青が好きなので、青を表現できる言葉をいろいろ辞典で調べていると、「ミソラ」という言葉とそれを表現された写真があって、これだ! と思って決めました。青がもちろん推し色なんですけど、ベージュや黒などお洋服に合わせて着てもらえるカラバリにしています。特別な日ではなく、日常的につけてもらいたいので。

「ベッドシーンも意味のあることであれば、抵抗感はない。スタッフさんの方が大変そうでした(笑)」馬場ふみか、映画『ひとりぼっちじゃない』で官能的なヒロインを熱演!_2

――ブラの機能についてのこだわりは?

ブラを作るとき、ワイヤー入りは必須と決めていました。私自身、ワイヤーの偉大さを日頃から実感しているので。

最近では、ノンワイヤーブラを好む人もいるけど、それがダメっていうことじゃなくて、自分がなりたい姿やタイトな服を着るときに、ワイヤー入りブラに変えることで、より洋服をきれいに着ることができる。

特別な日じゃなくても、そんな下着を身に着ければ自信をもって出かけられるんじゃないかって。

――ワイヤー入りブラって、食い込んで痛いっていう声もあったりしますが

私もそういった経験はあるので、「misora」のブラはL字ワイヤーを採用しています。胸にワイヤーがあたることがないように圧迫感を軽減しつつ、しっかり横からも下からもバストを支えてくれるんですよ。

後は透け感のあるものにしたくて、着けたときに肌が透けて見えるような奥行きのある生地がいいなあと思って、工場にも行きました。

――ブラトップやショーツも可愛いです。

ブラと同じようにワイヤー入りで、1枚でもバストラインがきれいに決まるブラトップが欲しかったんです。ブラジャーと同素材を使用したショーツとTバックもおすすめで、Tバッグはタイトなシルエットの洋服を着たときに響かない仕様にしていますよ。