ベハティ・プリンスルー(アダム・レヴィーンの妻)

ジェシカ・シンプソンやキャメロン・ディアスとの交際が噂されたモテ男の歌手アダム・レヴィーンは、ヴィクトリアズ・シークレットのモデル好きとして有名。名だたるモデルと交際した彼が伴侶に選んだのは、同モデルだったベハティ・プリンスルーだ。しかもニナ・アグダル(レオナルド・ディカプリオの元カノ)と交際中にベハティにプロポーズしたというから、一体何を考えていたのやら? 

けれど、そもそもこのエピソードは、アダムに浮気癖がある証拠だったかしれない。というのも、ベハティが第3子妊娠中だった昨年、インスタ・モデルのサムナー・ストローが、アダムと約1年にわたって不倫していたことをTikTokで激白したのだ。証拠としてアップしたアダムからのメッセージには、「生まれてくる子供にサムナーと名づけてもいいかな」なんて、夫失格としか思えない文言が! 

彼女のほかにも、アダムと不倫したとする女性の申告が続いたけれど、アダムは最後まで「一線は越えたけれど、メール交換だけ」と譲らず。ベハティも彼の嘘を信じ、夫婦関係はそのまま継続している。スーパーモデルではないベハティは、夫の経済力に頼らざるを得なかったのかもしれない。

ビヨンセ

その浮気、トラウマ級? ナタリー・ポートマンもビヨンセもジェニファー・アニストンも… “サレ妻”セレブたちの不倫サバイブ・ストーリー_3
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2016年に発表したアルバム『レモネード』のショートムービーで結婚指輪を投げ捨てるシーンを演じるなど、作品を通じて夫ジェイ・Zの浮気を糾弾したビヨンセ。その2年前にエレベーター内で妹ソランジュがジェイ・Zに殴りかかる動画が流出したが、ケンカの原因は義理の兄の浮気にソランジュが怒ったことだとされていた。

当時「家族の問題なので、水に流して」とファンに要求していたが、一方で、ビヨンセ自身は夫の浮気に大激怒。ショートムービーに込めたメッセージで夫に猛省を求め、浮気相手には「私をなめるな」という警告を発したのだ。これを受けたジェイ・Zは「ニューヨーク・タイムズ」紙のインタビューで不倫を認め、妻子に謝罪。さらにアルバム『4:4:4』でも妻に謝罪した。その後、双子のルミ&サーも生まれ、夫婦和解に成功したのだが……。

怒りを芸術に変えたビヨンセに喝采が送られる一方、「なぜ夫の浮気を許すの?」という声も少なくなかった。名声も経済力もあるビヨンセだから、浮気なジェイ・Zと離婚しても困ることはないはず。

浮気を繰り返す夫オフセットを許し続けるラッパーのカーディBや、妊娠中に夫ケヴィン・ハートがラジオで不倫を告白したモデルのエニコ・ハートなどなど、黒人女性は浮気な夫に耐える傾向が強いように感じられる。ビヨンセの母親も浮気な夫に長年耐えていたことを明かしているほど。

もちろんビヨンセの場合は、ジェイ・Zにセカンド・チャンスを与えただけで完全に許してはいなさそうだが。というのも、2022年に発表したアルバム『ルネッサンス』で再びエレベーター事件に言及し、浮気をしないようジェイ・Zにしっかり釘を刺しているのだ。3度目のチャンスは多分、与えないだろう。


文/山縣みどり