「離婚した方がいい」などと
軽々しく言う人はたくさんいた
昭恵が森友問題などで騒ぎになった際、「離婚した方がいい」などと軽々しく言う人はたくさんいたが、安倍にとって昭恵がどれだけ有難く、また申し訳なく思う存在であるかを考えてみなければならない。
難病の病人の世話は大変だったろう。普段はやさしい安倍でもイライラしてきつく当たる時があったかもしれない。しかしそんなことがあっても昭恵は安倍には「嫌なところがひとつもない」と言う。
「昔は『主人のどこがいいですか』と聞かれた時に、『どんな人にも同じ態度を取れる人だ』っていう言い方をしてたんです。35年間いっしょにいて『どこがいいですか』と聞かれると……嫌なところがないんですよ。
だいたい人間、付き合ってると、この人のここが嫌だっていうところが見えてくる。そこは目をつぶろうとか。でも、そういうところが全くない。まあ、わたしの話をもっと聞いてくれないかなとか、多少はありましたけれど。絶対この人のここが嫌だからとか、嫌いになっちゃいそうっていう部分がない。ずっといっしょに生活しながら、これだけ嫌なところが見えない相手は、他にいないだろうなって思っています」
この二人の愛は、世間が思っているよりも、ずっとずっと深いものではないだろうか。
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