アイドルは目指すものではなく、愛でるもの
――アナウンサーを目指した理由は?
子どもの頃からテレビや雑誌が大好きで、漠然とマスメディアに関わる仕事に就きたいなとは思っていました。
大学生の時に様々なメディアの方のお話を聞く機会があり、アナウンサーの方が「自分で取材したことを、自分の言葉で、声で伝えられる」とおっしゃったのに感銘を受けたのがきっかけでした。
――徳島さんと言えば、AKB48好きとして有名ですが。
子どもの頃にモーニング娘。さんに出会い、以来、ずっとアイドルは好きで応援しています。
――ご自身がアイドルになりたいとは?
私にとってアイドルは、自分がなるものではなく、愛でるものです。ですからなりたいとは…なれるなんて思いもしなかったですね。
歌って踊って笑顔でみんなを元気にして…なんて、私ごときができることではありません(笑)
――徳島さんの柏木由紀さんへの愛は特に有名ですが、どこに一番魅力を感じるのでしょう。
誰よりもアイドルを楽しんでいるのが伝わってきて、幸せな気持ちで満たされるんです。
これは私が勝手に感じていることなんですが、私と柏木さんは「アイドル」に求めるものが近いのかなと思うんですよね。
――徳島さんがアイドルに求めるものとは?
キラキラ、ピンク、お花、ハート…かわいいものをギュッと詰め込んだ感じで、柏木さんは、それを具現化して見せてくださいます。
たとえば、AKB48は振付師さんが作った振り付けを、それぞれがちょっとだけアレンジするんですが、柏木さんはほんの少し腰にしなりを加えたり、首の角度だったり、さりげない工夫をされていて、とてもかわいいんです。
そしてカメラに映った瞬間に、絶対、ウインクやワンアクションしてくれる。
周囲に年齢のことをいじられても、「私はアイドルをやりたいからやっている」と堂々としていて、素敵。
アイドル道を突き詰めているところが、本当に好きです!
――お仕事ではアイドルの方とご一緒されることも多いかと思いますが。
「尊敬」のひと言です。生放送の音楽番組は何度かフォーメーションを確認したら本番ということもありますが、それであのような完璧なパフォーマンスを見せてくださるなんて、ひとり残らず天才だと思っています!