展示会の運営からモデルまでAudireで奮闘する佐藤アナはこちらから
出演しているTV番組『イントロ』でMCを務めながら、歌手としてデビュー。昨年の12月には、3曲目もリリースしている佐藤真知子アナウンサー。
幼少期から演劇やミュージカルが身近にあった生活だったという。そんな彼女の原点について話を聞いた。
宝塚歌劇団を目指していた
──佐藤さんがアナウンサーになろうと思ったキッカケから教えてください。
小学生の頃から人前に立つことや表現することが好きな子どもでした。今でも覚えているのは国語の授業での音読。音読すると先生や友達から褒めてもらうことが多くて。
好きこそものの上手なれって言うじゃないですか。そこからもっと上手になりたいって努力をするようになりました。
──小学校等の卒業文集には「将来の夢」を書く欄があると思うのですが、そのときからアナウンサーと?
いえ、「ミュージカル女優」と書いたと思います(笑)。家族が演劇好きで、小さい頃から家ではミュージカル映画や舞台のビデオがずっと流れていましたし、よく劇場にも連れて行ってもらっていました。
おかげで自然と私も好きになり、小学校のときに演劇部に入って、声楽も習っていました。その頃は宝塚歌劇団にも入りたいなぁって思っていましたね。
──幼少期から演劇・ミュージカル漬けの日々を送っていたんですね。
中学校に入ってからは、ブロードウェイに憧れて英語ミュージカル部に所属。帰国子女の子も多くて、すごく刺激を受けました。
──舞台ではどんな役を?
公演作品が決まると、キャストの部内オーディションがあって、学年に関係なく役が決まっていくんです。
中高一貫校に通っていたので、高校も同じ部活に所属していて、高校1年生のときに初めて主役に選ばれたんですよ! すごくうれしかったですね。
──どんなストーリーだったんですか?
私たちの部活は既存の作品をやることもあれば、自分たちで脚本を書いて1から作り上げるオリジナルの作品もあって。
私が主役の作品はオリジナルストーリーでした。確か、双子の男女が入れ替わり、歌手になっていくというストーリーでしたね。
──そこで舞台度胸がついていったんですね。
そうだと思います。舞台はやり直しが利かない一発勝負なので、テレビの生放送と一緒。あの経験は十分、今に活きていると思います。