地方議会は吉本新喜劇!?

――旧来型の地方議会を謳歌する議員にとっては、おふたりがその楽園を脅かす存在でもあるように思います。明らかな嫌がらせや、妨害を受けることもあるのでしょうか。

伊藤 石丸さんは特にすごいですよね。裁判だったり、否決だったり、テレビでいろいろ見ましたよ。

石丸 居眠りどう喝問題とかね(笑)。

伊藤 まあ、僕も実は色々あるんですけど、本当にしょうもない感じのことをされたりするんで、びっくりします。仕事ではなく、学校のいじめに近いと思いますね。

《老害だらけの地方議会に未来はあるのか?》そもそも仕事をする意識のない人たちが集まった腐りきった地方議会。「吉本新喜劇みたいなもので、見てもらえば意外と面白いことになっているんですけどね」_3
「仕事ではなく、学校のいじめに近いようなことが地方議会でよく起きる」と話す伊藤議員
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石丸 批判というよりも、もはや難癖ですよね。

伊藤 だから、僕は本当に吉本新喜劇ぐらいにしか思ってないんですよ。でも、吉本新喜劇だからこそ、見てもらえば意外と面白いことになっているんですけどね、と市民の人には言ってるんです。

石丸 僕も実はそこを狙っているところがちょっとあるんですよ。安芸高田市は人口2万7千人しかいないんですけど、記者会見や定例会の一般質問のYouTube動画が5万再生くらいいくことがあるんです。
誰が見てるのかと不思議に思っていたんですが、先日、県内の他の市の議長から「YouTube見てますよ」「夜にお酒を飲みながら見るのが最高なんです」と言われたんです。それを聞いて、ああ自分はここまで持って来られたのかとちょっと満足してるところもあって(笑)。だって、酒を飲みながら楽しめるなんて、プロレスみたいじゃないですか。

伊藤 確かに、まずは関心を集めて見られるっていうのが大事ですもんね。

石丸 やっぱり、いまだに政治なんてどうせつまらないっていう先入観があるんですよね。だから、まずは政治のエンタメ化を進めたくて。きっと、まだまだ僕らのような人たちがいると思うんですよ。以前、番組で徳島の内藤(佐和子)市長とご一緒したんですが、みなさんそれぞれの選挙区では賛否両論ある存在だと思います。でも、それが政治だと思うので、そういう人たちをもっと巻き込みながら一緒にリングに上がりたいですね。

僕はNHK党(現・政治家女子48党)についても、感心してる部分があるんですよ。 ワンイシュー(単一論点)であの突破力が出せるんだから、みんなもっと真似すればいいのにと思いました。