AIRZだけじゃない! 進化し続けるボクサーパンツ

––AIRZにはいくつかのラインナップが展開されていますよね。

スタンダードな製品以外にも、縫い目をなくした「AIRZ SEAM OFF(シームオフ)」、メッシュ素材を採用した「AIRZ MESH(メッシュ)」を展開しています。

––「AIRZ SEAM OFF」も穿きましたが、縫い目がない分、スタンダードよりもさらに解放感があり、驚きました。

AIRZ SEAM OFFは、“究極の解放感”を謳った製品です。縫い目がないことに加えて、スタンダードのAIRZにはない特殊な“前開き”を採用している点もポイントです。スタンダードよりも少しだけ価格は高めですが、スタンダード以上の穿き心地をご体感ください。

【累計250万枚突破の大ヒットを記録!】めちゃくちゃ売れてる新感覚ボクサーパンツ「AIRZ」は何がすごいのか。作ったグンゼに聞いてみた_6
縫い目が一切ない「AIRZ SEAM OFF」(価格:1980円〜)

––一方の「AIRZ MESH」はメッシュ素材ということなので、夏にぴったりですね。

メッシュ素材は通気性がよくメリットが大きいのですが、一方で切りっぱなしが難しい素材です。メッシュ素材で切りっぱなしを実現している製品は、業界でも数少ないと思います。

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メッシュ素材を採用した「AIRZ MESH」(価格:1650円〜)

––AIRZシリーズではないですが、御社では「3D-Boxer(3Dボクサー)」というボクサーパンツシリーズも展開されていますよね。こちらの特徴についても教えていただけますか。

「3D-Boxer」シリーズは立体成型といって、縫製で立体感を出すのではなく、立体的に編み出すことが可能な特殊な機械を使ったボクサーパンツです。身体に対する着用圧を低く抑えられるので、締め付けが少なく穿き心地がソフトです。また、縫い目の少ない仕上がりも大きな特徴になっています。

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完璧なフィット感を目指して開発された「3D-Boxer」シリーズ(https://www.gunze.jp/bodywild/boxerpants/3d-b/
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––その他にもさまざまなシリーズを展開されています。

たとえば、「e-BOXER」は環境に配慮した素材を採用したボクサーパンツです。股上を浅くして裾丈を長くするなど、シルエットもさらに美しく仕上げています。「EZX BOOST BOXER(イージーエックス・ブーストボクサー)」はBODY WILDブランドのなかでもっとも軽く、重さは一般的なボクサーパンツの半分、約30gしかありません。また、従来よりも75%の力で同じだけ伸びる新開発の腰ゴムを採用しています。

AIRZシリーズも含めてボクサーパンツは日々進化していますので、男性の皆様にはぜひ一度試してみていただきたいですね。


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これまでの下着では考えられなかった、腰ゴムのないボクサーパンツ「AIRZ」。実際に穿いてみると、その快適さに驚くはずだ。筆者もこれまで5000円程度の某ブランドのボクサーパンツを着用していたが、今後はAIRZにしようと決めた。それほどまでに、腰ゴムがないのはストレスがなく、コストパフォーマンス的にも満足度が高い!

普段アンダーウェアについてあまり関心がなかった人も、一度AIRZを穿いてみてボクサーパンツの進化を感じてみてほしい。


取材・文/山田井ユウキ
写真提供/グンゼ株式会社

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