スキンケアブランドとのコラボ商品も好調

売上は全国で好調、地域差は特にないという。
かねてより展開しているカネボウ化粧品の「media(メディア)」の売上も落ちていない。購買層は若い世代のみならず40代も目立つ。

人気ヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロさんが自身のYouTubeチャンネルの「2022年のベストコスメ!プチプラ・ドラコス・韓国コスメ編」アイシャドウ部門で、昨年10月に発売されたアイパレットの新色「03 スパイシーオレンジ」を選出するなど、プロからも高い支持を得ている。

「バズる期待があった」「新色発売日から売上が跳ねます」。ファミリーマートが起こす“コンビニコスメ革命”の裏側_4
アイパレット「03 スパイシーオレンジ」(税込1280円)。半期に一度、新色を発売する

sopoの成功で手応えを得たファミリーマートは昨年10月、マッシュビューティラボの「Cosme Kitchen(コスメキッチン)」と協業したスキンケアブランド「Mitea ORGANIC(ミティアオーガニック)」を発売。全国のファミリーマートとコスメキッチンなどで販売している。

「バズる期待があった」「新色発売日から売上が跳ねます」。ファミリーマートが起こす“コンビニコスメ革命”の裏側_5
「Mitea ORGANIC」シリーズ
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近年、オーガニックコスメへの興味関心が高まっているが、まだまだ消費者との接点は限られている。それが全国のファミリーマートで販売することで、今まで届かなかった客層にアプローチすることも狙いだ。

売上は順調に推移し、展開している既存のスキンケア商品の販売数が下がらずに、ミティアオーガニックの売上がプラスされている状態だという。客がわざわざ足を運び、選んで購買していることの表れだろう。

消費者にとって身近な存在であるコンビニの利点を活かし、今までとは違う着眼点の打ち出しができれば、まだまだ届く層があることをファミリーマートは証明した。

コンビニの小さな売場で起きた革命と言っても過言ではないだろう。

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取材・文/高山かおり
撮影/一ノ瀬 伸
写真提供/ファミリーマート