タキシード、正統派から着崩しまで
『エルヴィス』で映画<ドラマ>部門主演男優賞に輝いたオースティン・バトラーは実に正統。対するアンドリュー・ガーフィールドはベストドレッサー常連らしく、テラコッタ色のゼニアのジャケットに黒シャツというひとくせありのスタイリング。
エディ・レッドメインは彼のために特別にデザインされた大輪の花つきのヴァレンティノに、透けたトップスを合わせるという、これまた上級者スタイル。
名誉賞を受賞したエディ・マーフィは現在のパートナー、ペイジ・ブッチャーと。幅広ラペルの黒タキシードに、ノータイで、セレブらしいこなれ感。
ジェダイの騎士…ではなく、テレビ部門の主演男優賞候補となったドナルド・グローヴァー。サンローランで。
蝶ネクタイは大きめがトレンドでしょうか。黒ではない、なんとも微妙な色合いのグッチを着こなしたディエゴ・カルヴァと、茶系のデイミアン・チャゼル監督の『バビロン』コンビ。