リビングの大画面テレビと相性良好!
筆者はコロナ禍をきっかけにカラオケボックスに足を運ぶ機会が少なくなってしまったので、久しぶりに自宅で歌ってみたらものすごく楽しかったです。
家族と一緒にカラオケで盛り上がるのも素敵ですが、むしろ筆者は1人の時間を思いっきり楽しむためのエンターテインメントとしておすすめします。気になっていた流行の曲を1人で練習するのにも最適です。
ただし、現時点でのApple Music Singには、不満を感じる点もいくつかあります。
1つは、マイクを握りしめて熱唱できないこと。
これを解決するには、市場には「カラオケ用」を謳うBluetoothスピーカー内蔵マイクを活用してみましょう。iPhoneにペアリングしてApple Music Singの演奏を再生しながら、マイクを片手に熱唱できるようになります。歌声にエコーをかけられたり、音楽に合わせてLEDを派手に点滅させられたりする製品もあるので、こだわり派の方はぜひ最適なマイクを探してみてください。
またiPhoneにAirPodsをペアリングして、イヤフォンのマイクでピックアップしたユーザーの歌声を、Apple Music Singの演奏に「ミックスして聴く」こともできればよいのですが、この機能もありません。
個人的には、カラオケの定番である「採点」機能や、ギターの練習用として「ボーカルを残して演奏の音を小さくする」機能もあれば、さらに満足度は高まると感じました。
とはいえ、自宅で気軽にカラオケができるApple Music Singは非常にユニークで実用性の高い新機能です。サービス登録者が続々と増えているApple Musicだからこそ、ユーザーの声を聞きながら、今後、よりリッチなサービスとして進化してほしいですね。
文/山本敦