タクシー内で電子タバコを吸うことも
酒に酔っていたとはいえマナー違反がすぎるが、近隣のタクシー会社によると井手元県議はこうしたマナー違反を繰り返していたという。
「自民党を離党する前はよくウチのタクシーも使ってくれていました。熊本市内での飲み会帰りに使ってくれることが多かったのですが、マスクもつけてないし、タクシーの中で電子タバコをプカプカ吸うんです」(近隣のタクシー会社)
実は井手元県議の喫煙マナーは過去にも問題視されている。昨年の8月18日、甲子園球場で母校である九州学院高校の準々決勝を井手元県議はスタンドで応援。高校生などもいるスタンドは当然禁煙だが、そこで井手元県議は加熱式タバコを吸い続けた。その際の喫煙シーンが映像として残されていたが、その映像にはさらに缶チューハイも映りこんでいた。熊本県議会には苦情が殺到し、井手元県議は自民党を離党した。
地元住民は語る。
「正直、マナーも悪いし、地元では好かれてなかったですね。他に候補者がいないから当選しているだけと言われていましたから」
これまで議員辞職については否定してきたが、度重なる批判を受けて今回辞職することになった。今年4月の県議選出馬については「ノーコメント」と言及を避けている。
自身の進退より先にまずマナーを見直すべきではないだろうか。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班