コンビニおでん界でダントツの名作
「第2位は、『なんこつ入りとりつくね串』です。出汁が染みた柔らかめなつくねの中にコリコリのなんこつが入っているので、歯応えが病みつきになります。つくね自体もおいしいのでおすすめです」
そしていよいよ第1位の発表。「セブン-イレブン・おでんの具ランキングベスト5」グランプリに選ばれたのは一体どの具だろうか…!
「第1位は…『味しみ白滝』です! 白滝はカロリーを気にせず食べることができるため、ダイエット中の方でも食べやすい人気の商品です。そんな白滝には数多くの工夫がほどこされています。
まずひとつは白滝を結ばずに、こんにゃくリングで束ねてまとめている点です。そのため、このリングを切って白滝をほどけば、麺のようにすすって食べることもできるのですが、これはセブン-イレブンだけの特徴です。白滝の太さも細すぎず絶妙で、スリットが入れられているため出汁の持ち上がりも抜群。セブン-イレブンの技術とこだわりが光る逸品で、コンビニおでん界でダントツの名作です!」
おでんの具ランキング1位に輝いたのは、なんと「白滝」だった。普段大根や玉子などメインの具材に隠れて目立たない存在だが、コンビニおでんの元祖セブン-イレブンはそんな白滝を、見事にスター級の具材に昇華させていた。
セブン-イレブンおでんを買う際は、ぜひ白滝を手にとって、凝らされた工夫を味わってみてはいかがだろうか。また柳生さんは、ランキング外では「味しみこんにゃく」「4種具材の味しみがんも」「味しみつみれ」の3つもおすすめの具材だと話す。
コンビニおでんは年々規模が縮小されており、もしかしたらいつか消えてしまうかもしれない。そんなおでんがなお愛され続けているのは、おでんは日本人の心の故郷だからだ。ぜひこの冬は、コンビニおでんで温まってみてはいかがだろうか。
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取材・撮影・文/越前与