「民事訴訟に負けてお金が必要だった」
「相談があります」
大平容疑者は今年2月、約3年前にマッチングアプリを通じて知り合った50代の男性に、こんなメッセージを送信した。
男性が話を聞くと、「仕事関係のトラブルが原因で、民事訴訟を起こされてしまった。そのために和解金が必要になった」と“援助”を依頼。男性が「証拠を見せてほしい」と伝えると、大平容疑者は大胆な行動に出たという。
社会部記者が語る。
マッチングアプリで知り合った男性から現金700万円を騙し取った疑いで、8月28日、警視庁赤坂署は江東区在住の都立高校勤務の教師・大平なる美容疑者(30)を偽造有印公文書行使と詐欺の疑いで逮捕した。高校では家庭科を担当していた大平容疑者は、今年3月まで小学校に勤め、児童からの評判もよかったという。
「相談があります」
大平容疑者は今年2月、約3年前にマッチングアプリを通じて知り合った50代の男性に、こんなメッセージを送信した。
男性が話を聞くと、「仕事関係のトラブルが原因で、民事訴訟を起こされてしまった。そのために和解金が必要になった」と“援助”を依頼。男性が「証拠を見せてほしい」と伝えると、大平容疑者は大胆な行動に出たという。
社会部記者が語る。
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