「民事訴訟に負けてお金が必要だった」 

「相談があります」

大平容疑者は今年2月、約3年前にマッチングアプリを通じて知り合った50代の男性に、こんなメッセージを送信した。

男性が話を聞くと、「仕事関係のトラブルが原因で、民事訴訟を起こされてしまった。そのために和解金が必要になった」と“援助”を依頼。男性が「証拠を見せてほしい」と伝えると、大平容疑者は大胆な行動に出たという。

社会部記者が語る。