カップ麺の残りスープにご飯をぶちこむ……。育ち盛りにそんな食べ方をしていた人も少なくないだろう。物価の高騰が止まらない今、安価にお腹をいっぱいにできるこの“カップ麺残りスープ飯”が再注目⁉
無数にあるカップラーメンの中でご飯に合う逸品とはどれなのか。インスタント麺愛好家の大山即席斎さんにご飯と相性のいいカップ麺をジャンル別で聞いてみた。
価格が高いからこそ、有効活用したい有名店監修系
近年、種類を増やしている有名店監修系カップラーメン。比較的高価なだけに、スープまでしっかり味わわねば元が取れない。だからこそご飯のぶち込み甲斐があるというもの。
山頭火旭川とんこつ塩(日清)
278円
「『山頭火旭川とんこつ塩』のような濃厚系はスープのみだと味が濃すぎると感じる人もいるので、ご飯で中和するとちょうどいいんです。さらに本商品には生の梅干しが入っています。これをラーメンの具として食べず、ご飯を入れるときまでとっておけば、おにぎりや梅茶漬けの感覚で食べることができますよ」(大山即席斎さん、以下同)
一蘭とんこつ(エースコック)
454円
「税込490円と高価なのに具がないことで話題になった一蘭のカップラーメン。スープが非常によくできており、まるでお店のような味わいなので、もちろんご飯にも好相性。この商品の目玉である唐辛子ベースの秘伝のたれを半分くらい残しておき、締めでご飯にかければとってもおいしい一蘭ごはんのできあがりです」