女性フロアは知らない作品だらけ!

5000冊以上のマンガが読める「MANGA ART HOTEL」の「漫泊(まんぱく)」体験をリアルレポート! ひと晩で何冊読めるのか_3
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女性フロアはいわゆる少女マンガではなく、女性向けマンガ中心のラインナップ。ちらほら知っている作品もあるが、ほぼ知らない作品ばかりで新鮮…自分も昔の少女マンガは読んでいたりするが、最近の作品はまったく…だ。

いくつか読んでみたい作品はありましたが、ひときわ自分の目を引いたのがこの作品。

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『乱と灰色の世界』(入江亜季/KADOKAWA)。
このホテルのマンガには、おすすめコメントがついているものもあり、それによると、

「4人の魔法使いの家族が静かに暮らす。子どもだけど靴を履くと大人になれる、10歳の乱は、大人の女としても、10歳の少女としても恋をしながら成長していきます。大人になるとはどういうことか感じさせられる作品です」

コメントを読んでさらに読みたい願望が強くなった。“乱”というのは主人公の少女の名前か……魔法使い、靴を履くと大人に……さっそく読んでみようと、1~5巻を持って男性フロアの自分のスペースに!

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カプセルホテルの部屋はというと、このような感じ。

全国いろいろな場所のカプセルホテルに泊まってきている筆者だが、こんな綺麗で広いカプセルホテルは初めて(笑)。

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洗面所やシャワールームもとっても綺麗! 完全に自分の家より綺麗! 毎日でも泊まりたい!

というわけで、さっそく『乱と灰色の世界』を読みます!

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(2時間後)…読みました! 

自分の部屋に一度に持ち込めるのは5冊までなので、まずは5巻まで…いや、おもしろかった。2008年から連載された作品なのだが、絵柄はちょっと懐かしい少女マンガっぽくもあり、弓月光先生のタッチを思い出した。

序盤はコメディタッチで物語は進み、魔法使い家族といっしょに暮らせない母のこと、普通の人間は知らないこの世界のことなどが少しずつ明らかになっていき…なんとこの世界の危機に巻き込まれていってしまうのです!

というところで、もう19時過ぎちゃったから、6巻以降取りに行けないや……あとで絶対買って読もう。