読みたい作品たくさんなのに…!?

男性フロアにも、読みたい作品はたくさんありました。

5000冊以上のマンガが読める「MANGA ART HOTEL」の「漫泊(まんぱく)」体験をリアルレポート! ひと晩で何冊読めるのか_9
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『BEASTARS』(板垣巴留/秋田書店)はかなり話題になっていたのに、機を逃してしまい読めてなかった作品。最近は『血の轍』を最新刊が出るたびに、一気に茫然自失という感じで読んでいて、押見修造先生の掌の上を転がされている気持ちになっていた。ゆえに『ハピネス』(押見修造/講談社)も読まなきゃと思っていた。

『マンガサ道 マンガで読むサウナ道』(タナカカツキ/講談社)は、最近ちょっとずつ、サウナが好きになってきているので、また『税金で買った本』(原作:ずいの 漫画:系山冏/講談社)はタイトルが気になった。

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その中でも、これは読まねば!と思ったのが『メイド・イン・アビス』(つくしあきひと/竹書房)。すいません、アニメはちょっとかじったのですが、原作は読んでませんでした!

最近はとくに話題になる作品も多すぎて、ついていけない…というか、SNSやアプリゲーム、アイドルのライブから配信、遠征まで、やることがありすぎる状態になっており、反省です。

「よーし、今日は漫泊だから、がっつり読むぞ~」とマンガを手に取ったはいいものの、仕事のメールやSNSの更新、アプリゲーム…やっぱりスマホを見てしまう。

ここでは、スマホは持ち込まない、もしくは絶対に見ない、という自分ルールを決めたほうが、より楽しめるかもしれませんね! 僕も、途中からはスマホを禁じて、マンガに集中していました。

結果…
『乱と灰色の世界』1~5巻(続き読みたいので買います!)
『税金で買った本』1巻(続き読みたい)
『マンガサ道 マンガで読むサウナ道』(サウナ行きたい)
『メイド・イン・アビス』1~10巻(ハードでした)
『ハピネス』1~3巻(すいません、寝落ちです…)

で終了。
『BEASTARS』にはたどり着けず、残念!

まったく知らなかったマンガ、タイトルは知っているけど読んでいないマンガ、気になっていたマンガを一晩でこれだけ読めて、満足すぎます!

もっともっと、何晩でも泊まりたい…いや、仕事しなきゃいけないから無理ですが、そんな風に思わせてくれる宿泊体験でした。

マンガのラインナップも、いわゆるマンガ喫茶とは一線を画していて、メジャーな人気作品よりも、MANGA ART HOTELとしておすすめしたい作品を揃えているところがマンガ好きに刺さるのかもしれない。ホテル側がしっかりマンガを読んでおすすめコメントが書いていることも実感できました。

みなさんも、ほかではできない“漫泊”体験、してみてはいかがですか?

漫泊 MANGA ART HOTEL/MANGA ART ROOM 詳細は公式サイトをチェック
https://mangaarthotel.com/

取材・文・撮影/岩岡としえ