アイドルを置いたままダッシュで逃げていった
「現役のときって真面目にアイドル活動すればするほど視野が狭くなっていって、オトコを見る目が育たないんです。だから20代のときは、ファンや男性アイドル、俳優などと“痛い恋”をしてきましたけど……岡田(奈々)は、あまりにも脇が甘かった。私たちが現役の頃は絶対2ショットで外は歩きませんでした。でも大前提として、アイドルの握手会にくるオトコにロクな奴はいません(笑)! ファンとの恋愛のいちばんの怖さは、1度や2度の関係で終わるとそのあと自慢げにペラペラと喋られちゃうこと。
タレントや業界人同士だと、そういうリスクは少ないです。たとえ相手が無名俳優とかでも『あいつは口が軽い」なんて評判をたてられたくないから絶対に自分からは言わないし、業界の裏方さんとかも口は堅いですから」
さすがにひと時代を築いた元アイドルだけあって、“ガード”は堅い。
「アイドルの寿命って短いし、将来のことが不安になる。だから安定を求めて経営者とかお金持ちにいく人も多いけど、結局、元アイドルって人を見る目がないのが多いから離婚や破局も多いんです。岡田もこれで一つ成長できたのかな」
そんなアイドルの恋愛事情を記者として10年以上「文春砲」で追い続けてきた鈴木ひろあき氏は、こんなエピソードを語る。
「とある国民的人気グループのアイドルが、男性とものすごく親密に映画館デートしていたのを発見して、直後にふたりに声をかけたんです。その瞬間、男はそのアイドルを置いたままダッシュで逃げていったのには驚きました。特に相手がビッグネームの場合に、男性がどこまで腹をくくって交際して、いざというときに彼女を守れるか――コレは実は大きい問題ですよね。
もちろんひとくちにアイドルといっても、部活感覚のコからプロ意識の高いコまで幅広いですが、一般人ファンはあくまでも一般人です。ファンとの“繋がり”には気をつけてって言いたい」