ネットを使わない方がいい人の特徴
――以前、ひろゆきさんは「嘘は嘘であると見抜ける人でないとネットは使わないほうがいい」と発言していましたが、ひろゆきさん自身の言葉も嘘を見抜ける人でないと受け取るのは難しい?
別に僕の話だけではなく、世界中の情報がそうだよねって話ですよね。
嘘を見抜けない人の割合は昔の方が多かったと思うんですけど、今は確認作業だったり、ちょっとした努力で自分の考えが合ってるか間違ってるかの確認はできると思うんですけど、それをしないという割合はだいぶ増えてるなと思います。
「コロナワクチンを打つと5年以内に死ぬ」みたいなことを言ってる人ってまだちらほらいるんですけど、実際それで本当に死ぬんだったらもう何十億人ぐらい人死んでるはずだよね、みたいな。調べりゃわかるんですけど、それを真に受ける人っていうのがまだまだいるので。
物事の判定の仕方を間違ったまま育った人が思った以上に多い。学校の先生が言ってるから正しい、教科書に書いてあるから正しいっていう人とか、権威によって正しい、正しくないを決めるっていう。
たとえば就職どうしようってときに親とか友達に相談する人って結構いるんですけど、商社に行くのがいいのか、証券会社に行くのがいいのか、業界がどうなるみたいな話を親とか友達に聞いてわかるはずないよねっていう。親が証券業界で働いているなら、いいんですけど。信用している人が言ってるから正しいと思い込む人が今の時代でも結構多い。
本来大学まで行ったはずであれば、正しいかどうかの確認は人ではなくて証拠でやるべきだよねとなるはずなんですけど、なぜかなっていない。科学的な判断というのができない状態で、高等教育が終わったとみなすのはどうなのかなとは思います。
取材・文/徳重龍徳 撮影/榊智朗
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