睡眠不足はあなたを殺す
みなさんはよく眠れているだろうか?
慢性的な睡眠不足は、健康に様々な悪影響を及ぼすことが知られている。
例えば、約50万人の年齢40~69歳の成人を7年間追跡した英国の研究[*1 後注1]では、睡眠時間が6時間未満の人は、それ以上の人と比べて、心筋梗塞になるリスクが20%も高いことが明らかになった。
一方、睡眠時間が1時間延びるごとに、心筋梗塞のリスクが約20%低下することも分かった。
睡眠時間が足りないと、心筋梗塞や動脈硬化、不整脈のリスクを上げてしまうことが数々の研究から明らかになってきた。さらに、健康への悪影響だけでなく、「太る」ようになるという。
UCLA准教授で医師でもある津川友介氏の書籍『正しい医学知識がよくわかる あなたを病気から守る10のルール』より一部を抜粋・再構成し、“睡眠不足の本当の怖さ”をエビデンスから明らかにする。
みなさんはよく眠れているだろうか?
慢性的な睡眠不足は、健康に様々な悪影響を及ぼすことが知られている。
例えば、約50万人の年齢40~69歳の成人を7年間追跡した英国の研究[*1 後注1]では、睡眠時間が6時間未満の人は、それ以上の人と比べて、心筋梗塞になるリスクが20%も高いことが明らかになった。
一方、睡眠時間が1時間延びるごとに、心筋梗塞のリスクが約20%低下することも分かった。
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